乃木坂46 「ハルジオンが咲く頃」のMVの評価と感想!
こんにちわ!
ワビサビデザイナーのハマやんです。
乃木坂46が3月23日にリリースする14枚目のシングル「ハルジオンが咲く頃」のフルMVが期間限定で公開されました!
期間を過ぎたらショートバージョンになってしまうと思うので、初回限定盤を買わない人は今がフルでMVを見るチャンスです!
期間は今日から3月22日火曜日の23時59分までのようです。(※この記事はフルバージョンが公開されていた時に書いたものです。現在の動画はショートバージョンになってます)
早速見ていただきましょう。
とりゃあ!
乃木坂46 「ハルジオンが咲く頃」
中々一筋縄ではいかないMVになっていますね。笑
歌詞が深川さんを歌った内容そのものなので、MVも深川さんの卒業を全面に押し出してくるのかと思ってたら違いました。
ちょっとファンの間でも意見が分かれそうなMVになってますね。
「ハルジオンが咲く頃」は深川麻衣の卒業曲!
深川さんは14枚目のシングルでの活動を最後に乃木坂46を卒業することを発表しているので、この「ハルジオンが咲く頃」は深川さんにとっての初センター曲にして、参加する最後のシングル曲にもなっています。
最後のシングルで初センターってかっこいいですよね。
深川さんは乃木坂46の最年長メンバーでもあるので、年齢的にも卒業はいいタイミングなのかもしれませんね。
やっぱ残念な気持ちもありますけど。
ちなみにハルジオンはキク科ムカシヨモギ属の植物で、道端でよく見かけることができます↓
一部の地域では「貧乏草」と呼ばれていて(僕の地元でも貧乏草って呼んでました)、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われているそうです。
花言葉は「追想の愛」なので、深川さんにピッタリですね。
歌詞の内容が深川麻衣そのもの!
聖母キャラでお馴染みの深川さんですが、「ハルジオンが咲く頃」は深川麻衣という人間そのものを歌った内容の歌詞になっています。
深川さんの聖母エピソードをあげたらキリがありませんが、テレビ越しに見ていてもいい子だなってわかるぐらい素晴らしい性格の持ち主です。
では、「ハルジオンが咲く頃」の歌詞を見てもらいましょう。
とりゃあ!
ハルジオンが道に咲いたら
君のことを僕らは思い出すだろう
いつもそばで微笑んでた
日向のような存在
心癒してくれた
白い花の可憐さ他の色に紛れながら
話しかけるきっかけもないまま
何も変わらぬスタンス
仲間たちは自由の意味を知った君はどうしてそんなに
やさしい瞳(め)で見つめるの?
悲しみや怒り憂鬱なことはないの?
風に吹かれても清々しい表情で
すべてを許すように佇んでるハルジオンが雨に打たれて
それでもまだ青空見上げるように
つらい時も変わらぬまま
君は君の姿勢で
運命受け入れてた
地に根を張る強さでいつの間にかふと気付くと
君のことを誰も探してた
まるで母親みたいに
近くにいる気配に安心した君も季節が過ぎれば
いなくなると分かってる
限りある命永遠の花は無いさ
次に会えるのはまた新たな夢を見て
今より綺麗な花咲かせるだろうハルジオンが枯れたとしても
その生き方僕らに教えてくれる
一度きりの人生なら
自分らしくありたい
愛は与えるものと
君を見てて思った花の名前なんてそんなに知らないよ
だけど君のことはずっと覚えているやっと言える
大好きだよハルジオンが道に咲いたら
君のことを僕らは思い出すだろう
いつもそばで微笑んでた
日向のような存在
心癒してくれた
白い花の可憐さ
最年長としてずっと乃木坂を見守ってきた深川さんにピッタリな内容の歌詞ですね。
メンバーの橋本奈々未さんが、
「どういう育ち方をしたら、こんないい子になるんだろう?」
「私が今まで出会った人の中で一番素敵な人なんじゃないかな」
って言うほどなので、本当に性格がいいんでしょうね。
バナナマンの設楽さんも番組中に、
「深川ってスゲーよな、嫌な感じが1ミリもない」
って言ってました。
あの設楽さんが言うぐらいなので、説得力がありますよね。
MVの内容が意味不明?
この曲はMVがかなり独特な作りになっていますね。
「ハルジオンが咲く頃」だけじゃなくて、曲の歌詞の内容とMVの内容が全然かみ合ってないって曲が乃木坂にはたくさんあります。
「気づいたら片想い」や「バレッタ」なんかがそうですね。
その中でもこの曲はかなりの曲者です。
歌詞と内容が合っていないだけじゃなくて、MVの内容自体が難解です。
ナタリーの記事によると、
メンバーは大正時代の歌劇団の団員に扮し、グループからの卒業を発表している同曲のセンター・深川麻衣は歌劇団を卒業する女性の役に。また堀未央奈が彼女の卒業を知らずに劇団に入って来る新入生を演じ、MVでは2人のやりとりや劇団員の様子などが、歌唱シーンとともに描かれる。
と説明されていますが、これだけではわからない部分も多いですね。
涙、卒業、確執、嫉妬、百合など、様々な要素が詰め込まれているMVになっていますが、百合シーンはファンの人には堪らないメンバーの選定になっているのではないでしょうか?笑
個人的な予想ですが、「ハルジオンが咲く頃」はいわゆる歌詞に沿った内容のMVをわざと作らないようにしたのかなーと思いました。
深川さんがいなくなった後も作品は残るので、卒業以外の要素もMVに落とし込んだのではないでしょうか。
深川麻衣卒業後は堀未央奈がセンターか?
ダンスのフォーメーションやMVの内容を見ている限り、深川さんが卒業した後は堀さんがセンターを務めるのかなって思いました。
堀さんはMVで重要な役を演じていますし、印象的なシーンでも多く映されています。
一番わかりやすいのが深川さんが投げたブーケを堀さんが受け取るシーンと、歌唱シーンの最後の場面で堀さんが深川さんに手を引かれてセンターに連れてこられるシーンですね。
最後に堀さんが深川さんの手を離して決めポーズを決めますが、よく見ると堀さんが手を離した瞬間に深川さんの表情が少しあっけにとられているように見えます。
これは手を引いて連れて行こうとしていた後輩が自分の意思で手を離し、自分より前に出て決めポーズをすることで深川さんがいた乃木坂を超えていくという意思を表しているのではないかと思いました。
個人的な予想ですけどね。笑
最後のシーンが涙なしには見れない!
ラストシーンは深川さんが坂道を一人で歩いていくというシーンなのですが、これがまた泣けますね。
「努力、感謝、笑顔、私たちは乃木坂 登り坂」
という乃木坂がライブ前にする恒例の掛け声を、一人で淡々と繰り返してるのがもうなんとも言えないです。
個人的に感じたのは、
「私たちは乃木坂登り坂」は、自分一人に問いかけてて、
「うちらは乃木坂登り坂」は、乃木坂メンバーみんなに叫んでて(振り返るけど目線はカメラ目線じゃないから)、
「また乃木坂で会いましょう!大好きだよ!」は、ファンの人へのメッセージ(振り返ってカメラ目線だから)なんじゃないかなって思いました。
また個人的な予想になるんですけど、
「また乃木坂で会いましょう!」
「大好きだよ!」
のセリフは、台本ではなくて深川さんが自分で考えた喋った言葉なんじゃないかなって思います。
なんとなくそんな風に聞こえました。
登っている坂は、SME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)乃木坂ビルの前の坂ですね↓
個人的に突っ込みたいところ!
ラストシーンが素晴らしい感動的なMVなのですが、どうしても突っ込みたいところが二箇所ほどあります。
確認しやすいようにもう一回MV貼っておきますね↓(この動画もショートバージョンになっています)
一箇所目!
歌い出しのサビが終わって、AメロBメロの後の二回目のサビの入りのところでいきなり無意味なアップが入ります。
時間でいうと1分36秒あたりのシーンです。
この無駄にクオリティーの低いアップはなんなんだろう?
いらないだろって思っちゃいました。
二箇所目!
またサビの入りの場面です。
時間でいうと3分1秒あたりの階段のシーンで、衛藤さんが深川さんの手を離してなぜか回転します。
この回転も意味がわからなかったです。笑
おそらくここで回転してくださいって指示があったんでしょうけど。
バナナマンの設楽さんに、
「女優、橋本!」
っていじられた時の橋本奈々未さんを思い出しました。笑
37秒あたりで女優橋本いじりのシーンがあります↓
まとめ
YouTubeのコメント欄には、
「ストーリーが理解できない」
「なぜ百合要素が出てくるのか」
「新規のファンを取り込む気が感じられない」
などの意見もありました。
内容がわかりにくいMVなので、そういう意見が出るのも仕方がないかなと思います。
でも個人的には最後の深川さんのシーンで全部納得できました。
「また乃木坂で会いましょう!」
その言葉がすべてです。
卒業してしまうのは悲しいけど、いつかまた元気な深川さんの姿が見れればそれでいいかなって思います。
彼女ならどんな道を選んでも大丈夫でしょう!
最後に本業のワビサビの商品紹介を少し。
他にも個性的なTシャツを数多く取り揃えているので、ぜひストアの方もチェックしてみてください!
それでは今日はこの辺で!
バイバイ!